8、クイーンズタウンA
2005年11月22日(火)


さて、今日は昨日申し込んだミルフォードサウンドのクルーズツアーです。しかもこのツアー、”BBQ”ツアーなのです。オージーやキーウィーなど、こっちら辺の人達はBBQが大好き。BBQと聞くと無条件に目が”キラリン!”と反応し、頭の中はすでに冷たいビールを飲みながら肉やソーセージを焼いて楽しむ仮想空間へとトリップしているようです。

ただ私の場合、このBBQを選んだのは、BBQに魅力を感じたわけではなく、

「BBQを途中でしている間に他の大型バスが通り過ぎて、空いた頃にのんびり出発できる」

という宿のディレクター、マットさんの一言でした。おまけに小さい会社のツアーなのでそんなに時間に縛られることもなくオススメ、とのこと。

人混みを避けるのを一つの信条としている私としてはこの一言に反応し即決。


7時20分。バスがピックアップにきました。全員あわせても15名ほどの小さなツアーです。バスの中でもお隣同士おしゃべりして仲良しムード。ミルフォードサウンドまではクイーンズタウンから4時間ほどの長〜い道のり。しかし、ドライバーがマイクでガイドしてくれるし、途中途中であらゆるところへストップし、体をストレッチできるし、なによりその景色が絶景!深いブルーの晴れ渡った空。空気もきれいだし、春とはいってもぴりりと冷たい空気、深呼吸すると気持ちがいい。最高のコンディションでした。

そういえばNZではドライバーが必ずマイクをつけて、まるでDJのようにかなりいろいろしゃべりながら観光案内をします。NZではこれが当たり前なのだそう。
「ドライバーとガイド」だと2重コストになるので、NZで本当にガイドとして生活したければ、ドライバーのライセンスをとって、「しゃべれるドライバー」にならないといけないそうです。
へえ〜・・・。

なのでドライバーの性格によってDJ(?)もいろいろ。ノリノリでジョークとかを交えながらのおしゃべり大好きな人もいれば、静かに観光案内だけして後は音楽だけかけたりとか。
時々は「お願いだから少しだまっててくれ」というほどテンションの高いドライバーもいます。


昼頃、レインフォレストへ入り、そこのパーキングエリアでBBQ。私たちが森林散策をしている間にお兄さんがソーセージを焼いていてくれます。
美しい湖のほとりにベンチを出して、サラダ、パン、ビーフとソーセージの素朴なランチを楽しみます。外で食べるご飯はなんでもおいしいです。目の前には美しい山々。幸せ〜。。

人数が少ないので、お片づけも自然とみんなで助けあい。お兄さんはドライバー兼ガイド兼コックと忙しいので、皆でテーブルとか片付けました。いいチームです。


途中まではどこへ行っても大型ツアーバスが一緒でしたが、なるほど、BBQを終えて出発するとほとんど誰とも会わなくなりました。後はこのままミルフォードまで一直線です。ほどよくお腹も一杯だし大爆睡。


ミルフォードサウンドクルーズ乗り場に着いたのは3時頃(?)だったかな。どうやら一番最後のグループで私たち待ち、みたいな感じだった。大きなクルーズ船に乗り込むとなんとお客さんは私たちのグループとカップルがちらほら。ガラガラなのです。いや〜、こりゃすごい。独り占めならぬグループ占め。BBQ万歳です。


ミルフォードサウンドのクルーズは1時間ほど。最初の10分は写真とかとりまくって興奮していたけど、しばらくすると後はぼーっと景色を眺めていました。
大きな声では言えませんが、ミルフォードサウンドは賛否両論に分れます。思ったよりたいしたことはない、という人と「良かったよ〜!」という人。この原因は天気です。こういった山のある場所はとにかく天気が変わりやすい。私たちも4時間の道中でいきなり雨がぽちぽち降ってきたかと思うと、カーっと再び日が照りつけたり。

ミルフォードサウンドは霧に包まれるとアウトらしいです。結論としては「きれいだった」という感じ。そんなに「大感動〜!!」「絶対行くべし!行かねば一生の後悔になる!」とかいうほど大げさなものでもありませんでした。長瀞あたりにも似たような景色があったような・・。

個人的にはミルフォードにたどりつくまでの過程の景色のほうが好きです。まあそれは私が雪山ファンだからという理由もありますが。ミルフォードには行かずにもう一つのダフトフルサウンドに行く人も多いです。こちらのほうがおもしろいという情報も。まあ、いずれにしても人の評価なので自分で行って確かめてきましょう。


お金に余裕のある人は帰りはヘリでクイーンズタウンまで帰ってくる、というオプションもありました。2万円弱くらいだったかな?
帰りは同じ道を帰ってくるので、ほとんどとまらずバスは飛ばします。町に帰ってきたのは8:30PM。丸1日かけての観光でした。これで159NZD(13,000円ほど)。安いと思います。

そういえばここでサヨコちゃんという日本人と出会いました。正確にはフランツジョセフからのバスの中にいたのも知っていましたが、お互いに「日本人かな〜?」と思いつつ敬遠していたようです。
今回もツアーバスに乗ってきたとき「あ、またあの子だ」と思いました。この辺は本当に多国籍なのでアジア人=日本人という確立はクイーンズタウンで30%、オークランドで15%、ネルソンなら3%(自己統計?)くらいです。

私から話かけましたが、彼女も「やっぱり日本人ですよね〜!?前のバスにも乗ってましたよね??」と覚えていました。日本人同士と判明したのでいろいろおしゃべりしてみると、彼女はアーティスト。オーストラリアで絵を売っていたらしいです。ポップなかわいい絵 を描くので是非ウェブサイトを覗いてみて下さい。23歳という若さでしたが、世界で独立して生きている子だけあって、とてもしっかりしていました。


途中の景色

こういう景色大好き


ミルフォードサウンド




岩でお寝るねするアザラシ


サヨコちゃん。


今回乗ったクルーズ船「リアルジャーニー」


BBQの様子