フエはガイドブックなどによると日本でいう京都のような“古都”だという。
ホイアンで古きよき町を実感した私はかなり期待していた。
だが、実際にはフエは大きな町だった。
美しいが交通量も多く、私が期待していたような“小道をのんびり散策”
といったイメージからはかけ離れていた。
町の中心には“パフュームリバー”と呼ばれる大きな川が流れ、そこを橋がかかり、
夜景がなかなか美しい。
しかし名前とはうらはらに川はやはりカフェオレ色だった。
フエで再会した私とK田氏。一通り再会を喜び、いつもどおりの甘い時間を過ごす。
でも、何かが違う。
所詮いちどは終わった関係。私の中ではもう冷めていたのかも知れない。
が、それ以上にこれから先の長い旅。とにかく先へ進まなきゃ、というあせりがあった。
その時の私はわずか3カ国ですでに2ヶ月の月日を費やしていた。
大切な人だけど、先に進みたかった。自分の旅をしなければと思った。
ベトナムを出て、ラオスへいくことを決めた。
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